不動産・住まい
2025/11/07

相場より約3割安い価格で締結させられた不動産売買契約を白紙撤回した事例

【相談者】女性

相談前

決済日を目前に控えてご相談をいただきました。
ご本人が相手方に対し契約の白紙撤回を求めて交渉されていましたが、相手方は全く応じない姿勢を示していました。

相談後

弁護士が代理人として内容証明郵便を買主および仲介業者に送付し、交渉を開始したところ、相手方が態度を改め、一転して契約の白紙撤回に応じることで解決に至りました。

弁護士からのコメント

ご本人による交渉では解決が難しい事案であっても、弁護士が介入することで有利に進展する場合があります。
本件も、もし売買契約の決済が完了していた場合には、解決までにさらに時間と労力を要した可能性が高いと考えられます。
不動産取引に関して少しでも不安がある場合には、早期にご相談いただくことを強くお勧めいたします。

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