【相談者】男性
相談前
ご相談者様は相手方に約200万円を貸し付けていましたが、書面での合意を交わしておらず、口頭での約束のみという状況でした。
返済が滞る中で請求を続けても相手方から明確な対応が得られず、回収できるか不安を抱えて、ご相談いただきました。
相談後
弁護士が代理人として介入し、相手方に対して内容証明郵便を送付した上で交渉を行いました。その結果、相手方も債務の存在を認め、返済方法について合意に至りました。
さらに、分割払いの合意書を正式に作成し、現在はその内容に基づいて履行が進められています。
弁護士からのコメント
金銭の貸し借りを口頭の約束だけで行った場合、返済が滞ると「そもそも貸した事実があるのか」と争われやすく、回収が難航するケースも少なくありません。
本件では、弁護士が介入して法的に有効な内容証明郵便を送付し、交渉のテーブルにつかせることで、債務の存在を認めさせたうえで合意書を作成できました。これにより、今後の支払いが履行される確実性を高めることができました。
債権回収は早めに弁護士にご相談いただくことで、円滑な解決や回収可能性の確保につながります。