離婚・男女問題
2025/10/28 2025/11/07

実質1回目の調停で財産分与として1000万円獲得した事案

【相談者】女性

相談前

ご相談者様は約30年の婚姻期間の中でモラハラに苦しみ、家庭内でのコミュニケーションも欠如しており、6年ほど前から別居を続けていました。
相手方からは「戻ってきてほしい」との希望が示されていましたが、ご相談者様としては心から離婚を望んでいたものの、相手方と直接交渉することが心理的にも困難な状況にあったため、弁護士にご相談いただきました。

相談後

弁護士が代理人として離婚調停を申し立てた結果、調停の場を通じて相手方にも「ご相談者様が真剣に離婚を望んでいる」という意思が明確に伝わりました。
その結果、実質1回の調停で1000万円の財産分与と離婚について合意することができ、長年にわたる問題に早期の解決を得ることができました。

弁護士からのコメント

相手方が離婚に消極的であっても、弁護士が代理人として調停を申し立てることで、ご依頼者様の真意がしっかりと伝わり、短期間で解決に至る場合があります。
本件でも、当初相手方は復縁を望んでいましたが、実質的に1回目の調停で1000万円の財産分与と離婚を同時に実現することができました。
離婚問題は長期化しがちですが、適切な手続きを踏むことで早期に有利な解決が実現できる可能性があります。離婚を真剣に考えている方は、ぜひ早めに弁護士へご相談ください。

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